国際救助犬試験
RDTAの災害救助犬試験に行ってきました。これは 国際救助犬連盟(IRO)に所属するRDTA救助犬訓練士会の主催による国際規格の救助犬の認定試験です。こんな瓦礫の中で行われます。
審査員の方はIROから来られています。
こんな材木の中からも探し出します。
被災者発見です。
こんな木の根っこに向かって盛んに吠えています。被災者が居るようです。
被災者発見です。
ちゃんと隠れていました。
救助犬になるには犬種の制限はないのでいろいろな犬種が集合していました。お利口なバーニーちゃん。
犬種は問いませんが きびしい服従訓練と熟練訓練そして捜索試験に合格しないと救助犬として認められません。
この試験は明日まで富士見高原ゴルフ場北へ2kmの場所で開催されています。見学は自由です。何匹の合格犬が出るのでしょうか。本日までの所なかなかきびしいようです。
この救助犬の組織はNPOでおこなわれています。寄付等募っていますが ほとんど自腹です。海外の審査員を呼ぶのも会場等の手配もすべて訓練士さん達で行われています。役に立つ災害救助犬1頭を育てるのには 大変な苦労がいります。しかも その犬が役に立つのは 正味5年ぐらいなものでしょう。今の災害救助犬は 訓練士さん達の善意で成り立っているのです。
災害救助犬を国で試験して10頭ぐらいの救助犬を国で確保するようなシステムができないものでしょうか。災害救助犬のシステムを国として持っていないのは日本だけです。他の国では災害救助犬が国の予算で確保されていて 災害が起これば国の要請で災害救助犬が出動します。道路特定財源の5億円を国土交通省の遊興費にネコババされているぐらいだったら こちらに回した方が はるかに国民のために立つと思うのですが。1億円もあれば災害救助のシステムができるんです。
お役人の裏金や税金や年金がお役人の遊興費にネコババされているのに 一人の逮捕者もでない事に慣れているあなた。