JAPAN CYCLING CHRONICLE

Cycling Photos in Japan

全日本実業団サイクルロードレースinみやだ二日目

 今日は昨日に引き続き宮田村にての実業団ロードレースです。今日の競技はクリテリウム形式のポイントレースというものです。これは自転車の競技を見ていない方にはわかりずらい競技方法です。クリテリウム形式とはあまり距離のない周回コースを走るもので ポイントレースとは 決められた周回に通過した順序でポイントが加算されると言うレースです。ですから最後にトップで入った人が優勝とはなりません。決められた時間内にポイントを多く取った人が優勝という方式です。今回は3周回に1回のポイント獲得チャンスでエキサイティングなヒートが見られるというレースです。
 まずはERのレースからスタートです。今回ERは入れ替え戦ではないのでのんびりムード?

心配されたお天気も上々で たわわに実ったりんご畑の中を行きます。

ER表彰

BR1とTRのレースは 昨日の成績により2つに分けて行われました。奇数番目の順位組のスタートです。

スタートと同時に山本聖吾が思い切り飛び出します。

しかしすぐに 辻貴光 才田直人がぐんぐん加速し 後続グループを引き離し あっという間に半周ほど差がついてしまいました。

なかなか追いつけない後続集団から 渡邊哲平 山本聖吾が 二人で先頭を追います。

コースの北側では 才田が 南側では 辻が引きローテーションしていきます。

レースは このまま固定で進み 二人がポイントを取り続けます。

リーダージャージを着た外勢健一郎も今日は 才田に任せているようです。

最後の方になると人数が残っていず 周回遅れもローテーションに加わらないように 先頭に着きます。

前を行く4人を追う後続集団も6人になってしまい、辻 才田が追いつき周回獲得で終了です。

奇数番目組 表彰 優勝は才田直人 ダイハツボンシャンス飯田

続いて偶数番目スタートです。昨日2位の若松達人 高田フレンドレーシングがこちらの組のリーダージャージ(黄色)を着ます。

こちらもあっという間に先頭集団が作られ 最後の方とは 半周ぐらいの差が開きました。

奈良基が 先頭を引いています。

エルドラードの新鋭海藤稜馬が引きます。

先頭グループの熾烈なポイント争いが繰り広げられます。

少し曇ってきたと思ったら あっとういう間に ざんざん降りに。先頭グループは 最後4人に なりました。

こちらのレースも形ができてしまうとそのままレースが進み 表彰台は 優勝 奈良基 ダイハツボンシャンス飯田

と言う結果になりました。2日間の総合順位は 各レースごとの順位でポイントが加算されて集計されランキングが決まります。
 本日の栄誉をたたえ 才田直人 ダイハツボンシャンス飯田 才田君のおかあちゃんとそっくりですね。

奈良基 ダイハツボンシャンス飯田

 入れ替え戦といってもTRで海外などに居てポイントをあまり取っていなかったり いろんな事情でポイントが取れていなかった選手などで 実力差がかなり開いた選手の争いになった感があります。まあ 泣いても笑っても このレースで来年の出走カテゴリーが決まりました。正式な実業団の発表を待つばかりです。昇格 残留 降格 いろんなことがあつても冬の間 がんばってトレーニングしてきて 春になったら元気な姿を見せてくださいな。アディオス!

 昨日のコメントが なんとUCIトラックサイクリング・ワールドカップ@マンチェスターの競技会場からです。う〜〜ん このブログもワールドワイドになりました。