JAPAN CYCLING CHRONICLE

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歴史に残る激戦 決勝2010年 第61回 日本訓練チャンピオン決定競技会

 泣いても笑っても今日が最後の決勝戦です。悔いのない競技をしたいところです。

決勝に残った追求9人 選別5人の服従試験です。

今年は ベテランの皆さんで安心して見ていられます。

この時点で このような歴史に残る決勝戦が行われるとは 誰が想像したでしょうか。

ほんとの基本で警察犬として恥ずかしくないレベルの服従なのでみなさん難なくこなしています。


まずは追及の9人が全員通り 追求会場に向かいます。

選別の服従も続いて行われます。

 追求会場は グライダーの滑走路を利用し 難しいコンクリート上の追求作業で試されます。

追求会場に着いたときにはすでに2人目が終わろうとしていました。2008年優勝ペア 浦部 安弘 クィーン

追求9人の顔ぶれと追求コース コンクリート上を2回横断します。


昨年の優勝ペア 淀瀬忠彦 アニー


12歳と言う高齢ですが がんばります。池田繁勝 ドロレスのペア


昨日の予選の追及がすごかった 二星卓哉 シェリーのペア




いつもはその場で優勝者が発表されるのですが 今年は上位3人の記念写真を撮っただけでした。かなりの激戦模様です。

すぐ続いて 選別の決勝が行われました。
 こちらもほんとに激戦でした。語り継がれる決勝戦となりました。
最初は ゼロ回答無しの4回チャレンジです。ここで見事に3人が全て4回正解を持ち帰りました。唯一の雄 山尾伸子 X-ガイアスのペア


??どこかで見たことがあるぞ!!

亀井あずさ ボニーのペア



安達健 ディータのペア



3頭とも 選別作業が 傍目に見てもしっかり判って持ち帰っているのがわかりました。
 運命の2回戦 今度は3回目にゼロ回答がありました。しかしこれを難なくあっさりとクリアーしたのは 1番 山尾 X-ガイアスのペアでした。

会場からどよめきともため息ともつかない声が上がりました。ここまでノーミス

ここで 亀井 ボニーのペアもゼロ回答をクリアー

しかし 痛恨の最後をミス!


続く 安達 ディータのペアも ゼロ回答をクリアーし会場が盛り上がったところ まさかの4回目ミス!


この結果 山尾 X-ガイアスのペアの優勝が決まりました。
 しかしここから2位3位を決める戦いが 始まりました。亀井ペア

安達ペア

なんと二人ともゼロ回答をミスりました。
 今度は布を変えてもう一回
亀井ペアの ボニーは ゼロ回答を隅から隅まで丁寧に探し 

はっきりないとわかると戻ってきました。

そして見事に4丸〜っ。

次に 安達ペアは ゼロ回答に正解できず この時点で勝負がつきました。

お互い健闘をたたえ

優勝者に勝るとも劣らない2人と2頭の戦いが終了しました。

 いやー 今年の決勝戦は見ごたえがありました。追求はコンクリートのコースを5人が完走、選別は 完璧ともいえる作業が延々続きました。順位をつけるのが残念な気がしました。