JAPAN CYCLING CHRONICLE

Cycling Photos in Japan

マウンテンサイクリング乗鞍

いよいよ決戦の朝です。スタート

Sakataniracingさんが集合していました。

お久しぶりの高岡亮

長野放送の菰田敦子&吉田圭吾アナウンサー

乗鞍上部 かなり良いお天気でした。

時間があったのでホシガラスに遊んでもらいました。ホシガラス

目がかわゆい。ホシガラス

そしていよいよトップが来たので撮影しようとカメラを構えると左のほうでガラガラっと音がしてみて見るとなんと月の輪熊がこちらに向かってかけ降りてきました。このブログを長い間ご覧いただいて居られる方は 私が何度か熊に遭遇しているのはご存知かと思いますが 今回は熊が私に向かって突進してきたのです。すぐにハイマツの中に消えましたが 一瞬おしりのお穴がギュンとすぼまりました。左側にクマらしい姿が。

そしてハイマツから一度頭を出しそこでそのままハイマツに隠れているようでした。

コースから20mぐらいのところです。しかしトップの選手がやってきます。私はこのまま逃げようか、選手を守ろうか、写真を撮ろうか、いろんな思いでパニックになっていました。トップは森正 長沼隆行の二人です。

あせっていたのが判りますね。カメラの角度がめちゃくちゃです。

撮影位置は残り2.5kmぐらいのところです。

とりあえず大きな声を出して熊がコース内に入らないようにしていました。1分20秒ほど遅れて3位4位

すぐ続いて5位

6位7位

8位

9位10位11位

12位

13位

14位

15位以下。ここまで この地点の通過順位でした。

4連覇のかかった森本誠は先頭から10分以上離されています。

この人だれ?と思いましたが ゼッケンを見て納得?斬新!!骨折の鬱憤をこちら(これはコスプレと言っていいのか?)で解消?

女子Bトップ 中込由香里に女子Aトップ高橋奈美が続きます。

昨年の女子A 1位の吉井玲香は女子Aの5番目ぐらいでしょうか。

右側にクマがいるよと言うと「まじっすか」と軽い口調で返事をする輩には「マジ死ね」と心のなかで毒づいていました。俺は必死なんだ!! とりあえず20〜30分ぐらいその場で大声を出していました。周りのハイマツが動いていないので まだそこに居るんだろうとは思いましたが変化がないので徐々に移動です。

後ろの穂高が見えるとまたもう一つ上乗せできるんですが なにせ心のなかはまだ動揺を引きずって居ます。


このお二人を見たらなんか落ち着いてきました。


いろいろ撮影については構想を練ってきたんですが全てが吹っ飛びました。



楽しんでますかぁ〜〜っ。


上の応援バスのところについても手の震えが止まっていませんでした。

赤の他人でも熱心に応援されていました。


レースに BicycleClub誌の取材に 家庭サービスにパパは大変です。

応援バスが下りてきたときにはチャンピオンクラスの表彰は終わっていました。ゴール前 森正と熾烈なデッドヒートが行われたんでしょうね。優勝長沼隆行

8秒レコードに届かず

女子A優勝高橋奈美 女子B優勝 中込由香里



うれしさを体で表現してみましょう。

シリーズチャンピオン表彰 

何?事務所を通せとな。どんだけポーズしとんや。

くじ引きが始まる頃には待ちかねたように雨がぽつりぽつりと

 なんかレースの緊張感や感動をお伝えできずに ただただ私のびっくりドキュメントをお送りしてしまいました。反省しきりです。しかし驚きました。疲れた疲れた疲れた。

 行きがけの応援バスでも運転手さんが熊の姿をこの道の反対側で見ているのです。まあ この時期乗鞍あたりでは バライチゴやガンコウラン コケモモなどの実がなるときです。クーラー付きのデザート食べ放題ではクマもこのへんに入り浸りになるのもわからないではありません。でも来年は何とかして欲しいものです。