JAPAN CYCLING CHRONICLE

Cycling Photos in Japan

2011JCF/MTBジャパンシリーズ ダウンヒル 富士見

「あぁーーっ」「ヴぅーーっ」「ぎゃぁ〜〜っ」「うぉーー」、、、、、。今日は富士見パノラマでJCF/MTBジャパンシリーズ ダウンヒルです。朝方は穏やかな曇り空でした。ただ 森の中で一箇所だけ異様に盛り上がる歓声が聞こえます。戦闘状態はここではありません。

富士見パノラマスキー場のダウンヒルコースが一部変更されました。この斜めに見えるラインが新しくできたショートカット&激坂です。この激坂が勝負のアヤとなりました。

写真に撮ればこんな感じでどんだけ急なんだ感が表現できていない所が未熟なところです。上から見ると垂直です。そう 喚声 悲鳴 雄叫び諸々響いていたのはこの部分でした。

この激坂を通るのは男子エリートのみ。迂回ルートがまた癖があり転倒者続出です。そんなところを軽快に行きます。末政実緒

美緒と仲が良いけど一度は勝ちたい。中村美佳

この激坂を写真にするのが難しいです。角度の急さを表現できん。

たまには変わったアングルで。



スポーツ女子優勝 中川綾子 GDR/髑髏団

女子エリート予選 末政実緒 FUNFANCY/INTENSEがどうしたのか大きく遅れてきました。

男子エリート 全日本チャンプ 清水一輝 AKI FACTORY TEAM


右手に何か問題が生じたのでしょうか。永田隼也 A&F/RokyMountain

予選のベストタイムを叩き出しました。青木卓也 TEAM GIANT

ここで井本はじめが痛恨の予選落ち。例の激坂でネットに突っ込み取れなくなったそうです。

コースを走るとこんな感じで 泥んこMAX

女子エリートの決勝 中川弘佳

岩崎美智恵

末政実緒


中村美佳

ダウンヒル女子みんなで

男子決勝 九島勇気 KHS/重力技研 エリート初表彰台です。

ゴールを目の前にして井手川直樹が 転倒。

しかしすぐに起きて攻めます。

清水一輝

清水一輝が最速タイムでホットシートに座ります。

最後の走者 青木卓也が遅れました。

勝負を決めたのは何なんでしょうか。

スポーツ女子表彰台

スポーツ男子表彰台

エキスパート表彰台 ここでも高1のスーパーキッズが 何気に並んでいます。

エリート女子表彰台

エリート男子表彰台

ただカメラを向けただけです。昔はピクリとも笑わず 笑顔を撮らせてくれなかったのですが 箸が転がっても笑うお年ごろですね。眉毛抜くな ゴルァー。

 新しくできた激坂が勝敗を分けたのは明らかです。ひとつの失敗が取り返しの付かない結果を招く しかし攻めなくてはいけない。ワールドカップを目の当たりにしてきたライダーたちのこのままではいけないという覚悟のコース変更です。いろんなバランス感覚が試されるコースとなりました。
 優勝した末政実緒と清水一輝 とてもあのような過酷なダウンヒルコースを走っているとは考えられない穏やかな二人です。