JAPAN CYCLING CHRONICLE

Cycling Photos in Japan

イノシシだ!デカッ。

 朝一は どうにもこうにも気になっているアオちゃんから見に行きました。まずは遠くからと見ると居ました居ました。取りあえずの一枚と撮ろうとすると上流から来たカワガラスに脅されて 飛び立ってしまいました。

アップにしてみると アオシギだと言うのがわかりますね。ちょっとヤマシギっぽい?

う〜ん 珍鳥らしい雰囲気が出ていますね。珍しい鳥の写真はこうでなくてはいけません。あまりにきちんと写っていると 珍しさが 半減します。なんてね。まあ 今シーズンおつきあいしてくれそうなので また外へ出てきたとき撮らせていただこうと山へ向かいました。天気は曇りでしたが 午前中は 午前中だけ日が入る谷へ 午後は 午後だけ日の入る谷へと行きました。

カワガラスミソサザイのような鳴き方で鳴いていて そろそろ縄張り争いも熾烈になってきているのか 追いかけっこばっかりしていました。
 そして 午後の谷を 何も居ないなぁ なんて思いながら歩いて行くと ボキッと木の枝の折れる音です。野生の動物は 木の折れる音に一番敏感です。私も少し近づいて来たかなと思いながら 周囲を見渡すと 居ました。イノシシです。山の上の方です。

かなりおおきなやつです。こやつ 何を思ったのか谷の方へ下って近づいてくるではありませんか。あぶねえあぶねぇと 風下に回り込み そっと近づくと

およよっ でかっ。この写真を撮っている時点で距離約30mでしょうか。近すぎます。心臓がバクバク言ってます。

今こうして 写真を見直すとブタちゃんのご親戚と言うのがよくわかるユーモラスな顔していますが どことなく寂しそうですね。しかあ〜し 写真を撮っている時は 緊張しまくり あまりの心臓の鼓動に耐えられなくなり 後退しました。 コンパクトフラッシュを入れ変えて 呼吸を整えてまたいくと居ませんでした。近くに居る事は確かなので 速攻 探さず帰りました。いきなりやぶから ドンはいやですものね。
 帰り道は 気が抜けたようになり 小鳥の声にもふりむかず とぼとぼ歩いてきました。興奮のあまり疲れました。イノシシにどつかれて トン死では シャレになりませんよね。でも こんな事をしているといつかは あぶない目に遭いそうですね。えっ 十分あぶない目に会っているのに気づけって。ハイッ。

 明日は どっちだ。気合いを入れて行こう。