究極の選択
今日は昔のメインコースへ。例題1 山側の斜面にカモシカが4頭 谷側の地面にオオマシコが30羽 頭の上ではイスカがコンコン鳴いています。さてあなたは どの子を撮りますか?私の選択は 全部です。そんな一日でした。
まずは先日お会いしたRabbittyです。
そんなところに White Bearddyのような感じの子が登場です。
どちらを撮ろうか迷っていると30羽あまりのオオマシコ登場です。オオマシコ雄
オオマシコ若雄
渡りの途中でしょうか。居着いていたやつだとこんな大きな集団にはなりません。オオマシコ雄
地面に降りた子は 暗くてぶれぶれです。日が当たるところに出てくるとなんとかピントが合います。オオマシコ雌
カモシカ400枚オオマシコ600枚あまり撮りました。ぶれぶれですが なんとか見られそうなのは何枚残るのでしょうか。オオマシコ雄
オオマシコは 光線が強くても弱くても くどい色になってしまいます。ほんわり柔らかい明かりが差していると とってもきれいなパープルピンクになります。オオマシコ雄
何度撮っても思い通りの色になりません。オオマシコ雄
ほんとにきれいに発色したときは ほおずりしたくなるような色になります。オオマシコ雄
上で鳴いていたイスカは見えずどこかに行ってしまいました。ふと気づくとカモシカが2頭増えています。年齢を角輪から見ると親子でしょうね。
こんなところにカモシカが4頭もいるなんて カモシカってたくさんいるんだねなんて思われる方もおられるかもしれませんが ちっちっ それは違います。あなたはカモシカを何度見たことがありますか。そんなにたくさんみたことがないでしょう。そうです。カモシカは生きていけれる環境が限られているのです。だからこんな小さな林にたくさん集まるんです。ポートレイト風に Rabbitty
撮っているうちにお腹がすきすぎて一度車に戻ると なんとこの山の持ち主のご夫婦が偶然見えられ30分ほどお話しさせていただきました。カモシカは有害鳥獣として射殺されますが この林の持ち主のご夫婦もカモシカがよく来ていることをご存じでかわいがっておられました。カモシカが害を及ぼすから殺そうなんて思っているのは お役人様だけです。そして興味あるお話が一つそれはこの林の間伐は森林組合が無料でやってくれたという事実です。たぶん森林組合で1割負担して 森林組合が間伐をして交付金が森林組合に入るというシステムなのでしょう。なるほどね。お山の持ち主さんにも快く山に入る許可をいただき再アタック オオマシコ雄
たくさんオオマシコの写真は撮れましたが お気に入りは何枚になるんでしょう。オオマシコ雄
さんざん撮らせてもらったオオマシコが行ってしまったので移動することにしました。カモシカは お昼寝モードに入っているのもおりました。その後なんの成果もなくただひたすら歩きまわりました。車での帰り道 峠を越えてくるとマークが トレーニング中でした。マークは元MTBジャパンツアーエリートライダーです。
「がんばって」「ハーイ」と挨拶して分かれました。夕日が沈む頃 最後の一踏ん張りで撮れたマヒワ雄
今日一日で1000枚以上撮りました。ぶれている写真もたくさんです。何しろ大半がシャッタースピード1/40秒ぐらいですから。ほとんどが 日の丸写真とさげすまれる構図でした でも気分は最高でした。