JAPAN CYCLING CHRONICLE

Cycling Photos in Japan

2011第27回 全日本学生選手権個人ロードレース大会女子 木祖村&長野県国体予選

 今日は木祖村の奥木曽湖周回の学連個人ロードレース女子と長野県国体予選です。学連女子は 1周9kmを11周回 国体予選成年は6周回 少年は 4周回で行われます。朝 時間があったので カワセミ

女子オープン参加のReady go Japanの堀友紀代 佐藤咲子

開会式 左下に福島晋一の姿が

13時国体予選のほうが先にスタートです。

学連女子スタート

2周回目 かなりのんびり サイクリングか!と気合を入れたくなります。

長野県の国体予選の方は 山本聖吾 丸山厚が先頭グループを形成

3周回 女子は落車を恐れてなのか 国体予選が終わるのを待っているのか超スローペース。

国体予選4周回福島晋一 イナーメ浅田優一が加わり4人の先頭グループ

少年は No.234 横山航太がそのまま1位ゴール

5周回 福島晋一が少しスパート

4周回 女子はお互いの様子を見ながら しかし 実力のある選手が先頭を引くような形になってきました。

国体予選最終周回 福島晋一が独走に

2番手グループは20秒差で追います。

女子5周回位置取りの牽制が

女子6周回で動きが出ます。鹿屋体育大学 木村亜美(つぐみ)が逃げます。

20秒遅れで第2集団

7周回先頭変わらず。木村亜美

10秒遅れて第2集団

8周回 後方に第2集団

第2集団も人数が少なくなってきました。

9周回に入る前の補給。木村亜美が吸収されています。

9周回で鹿屋体育大学 塚越(つかごし)さくらが大きくトップにでます。

2位日本体育大学 田中まい トップとの差は20秒

最終周回へ向かう 塚越さくら

2位 田中まい その後方に3位集団

田中まい

明珍裕子を先頭にした第3位集団

女子オープン トップ 佐藤咲子

そして丘の上へヒルクライムしたゴールに最初に現れたのは
日本体育大学 田中まい


2位 朝日大学 明珍裕子

3位 鹿屋体育大学 塚越さくら 右半身は落車で擦り傷だらけ。

4位 日本体育大学 小嶋 蓉子

5位 鹿屋体育大学 木村亜美

6位 鹿屋体育大学 上野(うわの)みなみ

泣きながら監督へ2位の報告をする明珍裕子

今日は女子オープンのみ表彰式が行われました。レデイゴージャパンのワンツーフィニッシュです。優勝 佐藤咲子 Ready go Japan

雨の中過酷なレースが終わりました。ゴールするなり倒れこむなど とても女子の競技とは思えないゴール付近でした。最終周回で落車があったようで 怪我をしている選手も見られました。
 そんな中 上野みなみが座りながら泣いていました。どこか1点を見つめながら 声を出すでもなく表情を変えるでもなく ほんとに大粒の涙をポロポロこぼしていました。あ〜写真にしたいなと思いました。しかし どこかでストップをかけている自分が居ました。こういう写真を撮らなくてはホントのレースの感動なんて伝えられないな。と思いながらもシャッターが押せません。10分あまりただ上野の泣いている姿を眺めながらいろんなことを考えていました。自分の目指している写真ってどんなやつなんでしょう。いろいろ考えさせられたレースでした。
 みなみ 今度泣いたら 撮らせてもらうからな。そこのところよろしくです。