JAPAN CYCLING CHRONICLE

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2011年 第24回全日本マウンテンバイク選手権大会 DHリザルト

 マウンテンバイクの全日本選手権大会です。選手として最も重きをおく大会です。パノラマスキー場 熱くなります。

朝 1本だけで練習を終えた末政実緒が モンサンタンでやった左肩の痛みをいつになく訴えます。それに 田崎綾と内嶋亮が ポジションのアドバイスです。後ろ乗りがいいんじゃない。スタート前にこんな不安な表情を見せた末政実緒は初めてです。

本戦が始まる前にパノラマカップが行われました。女子優勝 九島あかね

そしていよいよシニアエリートの予選が始まりました。相当サドルの後ろの方に重心をかけて 肩への負担をなくしています。末政実緒


中村美佳

服部良子

中川弘佳

ジュニアのSAKURAKOも昨年は前転したビッグドロップですが今年は完璧クリアー。

男子シニアエリート予選。井手川直樹

永田隼也

青木卓也

5番の井本はじめが まだモンサンタンの痛みが引いていないようでDNSです。清水一輝 AKI FACTORY TEAM


黒沢大介

和田良平

浅野 善亮

小山航

ケガから復帰の栗瀬裕太

エリートの決勝までの間に マスターとジュニアの競技が行われます。ジュニア優勝 九島勇気

そして2時よりシニアエリート女子の決勝が行われます。リバーススタートで予選の遅い順にスタートです。トップに立ちます。木下論子 髑髏団

トップが次々と入れ替わります。服部良子 FUST

中村美佳が トップに立ち残り二人を待ちます。中村美佳 MSC / 福井和泉 MTB PARK

走っているときは結構乗れているなと感じていた中川弘佳が 届きません。中川弘佳 RINGO ROAD

最後末政実緒が 押し込んだわけでなくいつもとかなり違ったほとんど腰掛けていない後ろ体重の姿勢ででゴールしてきました。末政実緒 FUNFANCY/INTENSE

それでも結果は4:14.671で1位です。2位との差は6秒足らず。末政実緒 FUNFANCY/INTENSE

今回ほど苦しかった全日本は初めてだったでしょう。12連覇です。中村美佳と泣き崩れます。

男子の決勝もひき続いて行われました。まだやり残したことがあるのか まだまだ若いもんには負けられません。塚本岳

トップに立ちホットシートに座ります。金子 真吾 TRANSITION

アメリカでの悔しさをぶつけます。九島賛汰 KHS/重力技研


只今売り出し中 浅野 善亮 HottSpin/KSR

栗瀬裕太も届かないか。栗瀬裕太 team mongoose

何かが起きたのでしょうか。大きく遅れました。永田隼也 A&F/RockyMountain

和田良平がトップに立ちます。和田良平 RINGOROAD.com

黒沢大介 Team GT/FUST


そして来ました。今年はじめてのシニアエリート入りした清水一輝です。清水一輝 AKI FACTORY TEAM


清水一輝 AKI FACTORY TEAM

で 予選を通じ本日の最速タイム3:38.291で一輝がトップに立ちます。清水一輝

小山航 BANSHEE

井手川直樹 Devinci/SUNSPI.com


青木卓也 TEAM GIANT

届きません。なんと清水一輝 2011年全日本選手権優勝です。初参戦初優勝 年齢的にはどうなんでしょう最少かな?ジュニアから上がったばかりだから理論的には 最少ですが 昔のダウンヒラーは結構若かったからちょっと?。仲間の手荒い祝福を受けています。

と言うことで マスター表彰台

ジュニア表彰台

シニアエリート女子

シニアエリート男子

全日本の表彰が終わると安達靖の卒業記念イベントです。生沢徹からここまでのチーム生沢との略歴が披露されます。


いろんなかたの贈る言葉


表彰式は終わりましたが誰一人帰るものは居ません。

19歳の清水一輝はどんなことを思いながら安達靖を見つめているのでしょうか。

いろんな記念品の贈呈



泣けるぜい!!


みんなで記念撮影

オリャーのシャンパンファイト


現役時代絶対負けないぞと思っていた内嶋亮と

最後の挨拶

そして こちらは はでに行きましょうぜということで 清水一樹シャンパン?未成年なのでコーラファイトーっ。

生沢徹

モンサンタンの怪我でこの祭りに参加できなかった井本はじめ。多分折れているかヒビが入っているのに包帯一つしない漢なやつです。

清水ファミリー

本日の栄誉をたたえて 清水一輝 AKI FACTORY TEAM 末政実緒 FUNFANCY/INTENSE

と言うことで終了です。リザルトが日本マウンテンバイク協会にすでに出ています。やればできるじゃん。明日はクロスカントリーです。小林可奈子から倒れないでくださいねとか言われた。負けるもんか。

 安達靖くんは 私が 初めて知り合いになったと言えるマウンテンバイク乗りです。当時高校を卒業したばかりの彼が ベンツだったかフォルクスワーゲンだったか外車メーカーのマウンテンバイクを100万円もするんだよと私に嬉しそうに見せびらかしていた姿が昨日のことのように思い出されます。