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農地法

農地法とは
「この法律は、国内の農業生産の基盤である農地が現在及び将来における国民のための限られた資源であり、かつ、地域における貴重な資源であることにかんがみ、耕作者自らによる農地の所有が果たしてきている重要な役割も踏まえつつ、農地を農地以外のものにすることを規制するとともに、農地を効率的に利用する耕作者による地域との調和に配慮した農地についての権利の取得を促進し、及び農地の利用関係を調整し、並びに農地の農業上の利用を確保するための措置を講ずることにより、耕作者の地位の安定と国内の農業生産の増大を図り、もって国民に対する食料の安定供給の確保に資することを目的とする。」

 何をやるにも「農業委員会の許可を得なければならない」そして 農地は農地としての利用しか認められていない。現在農地とされているところは 農地として利用するしかない。2009年の改正により」違法な利用や転用は罰金最高300万円から1億円となった。TPPにより農業が立ちいかなくなることは明らかであるにもかかわらず 農民は自分の土地で 儲かりもしないものを作り続けるしかない。昔の年貢よりひどい状態になる。


 とまあ こんな馬鹿げた事実があるにも関わらず 市役所の人間は仕方ないですねと 他人事のように言う。今までこの法律で捕まった人はいませんからとか 平気で言うな。じゃぁ 勝手にやればいいんですねというと 「いやいやそれは」とか アホかお前。
 
 いきなりこんなことを書き始めたのは 何も耕作していない水田を他に利用する方法はないかと考えたら 自分の土地なのに自分の考えるように使用できないとわかったから。
 TPPにより 政府が自国の食料自給を 潰しているだけでなく農家に死を宣告しているのである。農業がダメなら他へという選択ができないのである。
 今回私も知らなかったあり得ない現実に 驚いているというか 政治家や役人たちのすることがいかにいい加減で 自分たちの都合しか考えていないなと改めて思い知らされた。
 こんなふうに書いておけば 同じような考えの人間の検索にヒットして 何かの足しになるのかしらん。

農業の1次生産額は 4.7兆円しかないのに 農林水産省が2013年に行った試算によると、TPP交渉参加国に対する関税がすべて撤廃された場合、日本の農林水産物の生産額は約3兆円減少するとしていました。

数字のマジックで ただ3兆円と聞けばそんなに感じないかもしれないが 農業だけだといくらか分からないが 林業水産業などはしれている。収入は3分の1なり ほかへ転用しようとしてもできない、 死ねと言うことに近い。

 何が総活躍社会だ。笑うぜ。