JAPAN CYCLING CHRONICLE

Cycling Photos in Japan

プレッシャー

 自転車の競技が この21−22日富士見と秋田で行われました。同じマウンテンバイクでレースをすると言うにもかかわらず 二つのイベントは まったく相反する内容なのです。富士見で行われた「シマノバイカーズフェスティバル」は ホントに自転車に乗る事を楽しんで しかも自分の日頃のトレーニングの成果を確認するような個人のお楽しみの要素が強いレースでした。
 一方 秋田で行われたマウンテンバイ全日本選手権大会は メーカーのサポートを受けたプロ達の真剣な戦いでした。

 クロスカントリー男子で優勝した竹谷賢二スペシャライズドのプロライダーです。優勝した今日のブログでも忘れずに楽しく走るんだと言っています。プロのレーサーともなれば生活のすべてをレースにかけて生きています。家族を持てばなおさらその思いは強いものがあるでしょう。自転車競技がメジャーなスポーツであれば 業界全体のボリュームがあればホントにプロらしい生活が出来る選手がもっとたくさんできるでしょう。
 クロスカントリー女子の優勝は 片山梨絵です。4連覇になります。

 今回は表彰台で泣いてしまったそうです。今年は アドベンチャー富士見 Jツアー富士見と梨絵ちゃんを見ていますが 以前と違って何故か表彰台で涙をこらえているのが気にかかりました。もうかれこれ梨絵ちゃんを4年ぐらい見ていますが 今年の様子が気がかりです。オリンピックを控え また いままでのレース感覚とは違ったものが彼女の涙に繋がっているんじゃないのでしょうか。井出川まみ(ますだまみ)ちゃんが言った言葉が思い出されます。「女性は子供を産むと4つのシがやってきます。シミ シワ 脂肪 そして 幸せです」そんな事も女性ならではで あるのかもしれません。何かふっ切れた梨絵ちゃんの姿を見たいものです。

 以前 さのさかで行われたアテネオリンピック壮行会で 帰りがけに竹谷さんが歩いてきたので がんばってきてくださいと言ったら 竹谷さんが「ハイッ」と明るくさわやかな返事が返ってきたのが印象的でした。ひたむきにプロスポーツとしてチャレンジできる環境を作ってあげる事もオッサン達の仕事なんじゃないのかなと思う今日この頃です。いったい何が出来るのかわかりませんが 意識を持って行動する事 目標を持つ事は忘れないでいようと思います。
何を書きたかったのか良くわからない内容になってしまいましたが 書く事で自分の中で整理したい時もありますのでご勘弁の程 そこの所よろしくです。