JAPAN CYCLING CHRONICLE

Cycling Photos in Japan

久々に血の味がしました。

 今日は 野麦峠スキー場の南にあるフォレストフィールド奈川でのシクロクロスミーティング第1戦です。朝から心地よいお天気で うろこ雲などでていましたが カテゴリー1が始まる頃には 雲一つない快晴になりました。
 カテゴリー1は参加人数こそ少ないながらも 濃いメンバーが勢ぞろいしました。

 スタートすると辻浦圭一 丸山厚 竹之内悠の3人の先頭パックができ 後続を引き離しました。

 時間は60分なので周回数は11回となりました。しばらくすると竹之内悠が遅れ 丸山と辻浦が先頭を引く形となりました。

最初先頭が入れ替わりしていましたが 辻浦圭一が徐々に引き離し30秒ほどの差が開きました。

 丸山も小坂正則の欠場の分もがんばらねばと必死について行きました。

 メカトラかと思っていた竹之内悠が 最後2周回ほどになり怒濤の追い上げが始まりました。そして 丸山を長い直線の登りで追い抜くシーンは圧巻でした。

 勝負は辻浦圭一が 安定した走りで全日本チャンピオンの実力を見せました。

2位は 竹之内悠 3位は丸山厚となりました。最後すごい走りを見せた竹之内悠に 途中メカトラでもあったのと聞くと 「いやぁ〜 くじけていただけです。」と言い、でも 「最後の走りは 最速でしたでしょう。ギヤがセカンドに入ったんです。」と微笑んでいました。そして「久々に 血の味がしました。」と満足げな笑いでした。

 暖かい秋の日 関西シクロクロスからも 長野県まで遠征してきてくれたシマノドリンキングのメンバーが

 「関西には こんな坂のコースはありません」とおっしゃられながらも 「これで 関西シクロクロスの開幕を迎えられます」と長野県のシクロクロスミーティングを満喫して帰られました。
 みなさんお疲れさまでした。シクロクロスのシーズンはこれからですよ。