JAPAN CYCLING CHRONICLE

Cycling Photos in Japan

学連飯山ロード20日その2 ポイントレースの妙味

 続いてカテゴリー1+2を行きます。スタートは12時30分のポイントレースです。かなり暑くなってきました。

 まず ラバネロ 平塚吉光、東京大学 西蘭良太、中央大学 飯塚航が逃げ 周回を重ねました。

飯塚が メイン集団に戻ると 平塚 西蘭の二人でコースの3分の2ほどリードし 集団に追いつき周回遅れにしようとしました。(知らない方のために ポイントレースでは 決められた周回ごとの通過順によりポイントが与えられ 集団を1周回遅れにすると非常に大きなポイントが得られます。獲得したポイントの多い人が勝者。)

レースが始まり40分ほど経過すると メイン集団から リーダージャージを着た順天堂大学 辻本翔太、ロードレースを始めたばかりの大阪経済大学 福田高志が飛び出し 先頭パックを追いにかかりました。

それを見た 中央大学 飯塚航、堀内俊介、ラバネロ 小段亮がすかさず追い始めました。

 先頭に追いついた辻本ら4人のパック

 西蘭が きれ始めると間もなく3名の追撃集団も加わり メイン集団を追います。

メイン集団との差はわずかです。最後尾が見えていました。

レース開始から90分ほどで メイン集団を捕えました。

そして その時点でトップは 小嶋洋介となり メイン集団に迫りますが そのままゴールとなりました。

ところが ここまでで メイン集団の中に居る順天堂 辻元とラバネロ 平塚が同ポイントであったので 最終ゴールの順位で勝負がつくと言うポイントレースとしては珍しい展開となりました。
 最終周回に向かう 平塚と辻本と飯塚 ここで意地を見せずにいつ見せる。

 そして 最後は

順天堂大学 辻本翔太が逃げ切りました。

リーダージャージは 辻本翔太です。

2日間の綜合は

という事で 辻本翔太も高校時代からラバネロに居たというお話なので 表彰台はラバネロチーム独占でした。みなさんお疲れさまでした。
 ところで この方は 終始最後尾でレースの模様を楽しそうにご覧になっていました。

本番は 来週の実業団の群馬です。何しろ賞金100万円ですから。

 学生のレースに 実業団メンバーが入るとどうなの?と思って居ましたが 見る方としてはとっても面白いこれぞポイントレースやでぇ〜というのを見せていただきました。みなさんお疲れさまでした。