JAPAN CYCLING CHRONICLE

Cycling Photos in Japan

月の輪熊2頭 ヤマドリ10羽で 紅葉狩り

 昨日 穂高まで行ったのでちょこっと白鳥湖まで。白鳥が来ていました。ダム湖に12羽、御宝田池に6羽 合計18羽だそうです。私は ダム湖の12羽だけ見てきました。
コハクチョウ

いよいよですね。今年はどんな写真が撮れるのでしょうか。楽しみです。
 そして今日は 山に入り 今シーズンお初のベニマシコを撮ろうとしているとなにやら木をへし折るメキメキという音が そちらを見るとなんと熊が2頭いました。遠くて 枝の影で 逆光なので判りづらいですが 熊が2頭 松の木の両側に居ます。


居なくなったところを見るとたしかに2頭居たかもとご理解いただけるかと。

 11日の日に クマの大好物のミズキの実がひとつもなっていないということを書いたら この2週間 マスコミは熊の話ばかりでした。マスコミの説明だと今年はドングリがなっていないからと どこの局も説明していましたが 私の感じだとドングリやクリはかなりなっている。ましてや熊がどんぐりを食べる回数ってそんなに多いのだろうか。もしそれだったら 山の中はクマ棚だらけのはずです。
 今年熊がいつもの年より 人里で多く見られているのは このミズキや山葡萄の不作が影響しているのではないかと思っています。
 野生動物の基本は 美味しい物を簡単に得るというのが基本です。熊を山の中に引き止める美味しいものがないので里の畑の美味しいものを狙っているのではないかと考えています。
 雑食性の熊は何でも食べます。 山の中にはクマの餌はあるんです。ただそれだけでは熊は満足しないのです。ガンコウランやコケモモの実を求めて 熊が乗鞍に登ったように、おいしいデザートに向かって進むのは くまも人もおなじという事でしょう。
 今 浅間温泉から美ヶ原のルートでは熊は目撃されていません。しかし 10年ぐらいしたら クマ出没騒ぎで観光客が減るという事態が起きるでしょう。その時 原因が 道路脇に植えられた桜の木にあることに気づく人は何人いるのでしょうか。熊もさくらんぼが食べたいのです。
 イチイの実が熟してきました。カラ類はこの美味しい赤い肉の部分を食べずに中の苦い黒い実の部分を食べています。

アオゲラ

そして今日は ヤマドリを5回10羽を見ました。4羽が1回 2羽が2回 1羽が2回です。鳥見屋さんならこれがどんなにすごいことかご理解いただけると思います。似たようなキジは比較的ひらけたところに出てくるので 目につきやすいのですが ヤマドリは暗い林の中にいるので なかなか見ることができません。ヤマドリメス


その他 アオバトの群れやマミチャジナイも見ることができました。マミチャジナイ

朝方ほんとに立派なオスのヤマドリも見れましたが 写真が 撮れていません。ヤマドリ雌

という事で終了です。色々見れましたが 写真に収めることができませんでした。その内良い時もあるでしょうから腐らず頑張ります。明日はどっちだ!

 今日明日と宇都宮はジャパンカップで盛り上がっているんでしょうね。