JAPAN CYCLING CHRONICLE

Cycling Photos in Japan

ツールド美ヶ原 速報

 ヒルクライムシリーズ第1戦ツール・ド・美ヶ原です。心配されたお天気もうす曇で微風というサイクリング日よりでした。交通規制前に上がったので時間が有りまして。ウソ雄

8時ごろのゴール付近はこんな感じでした。

チャンピオンクラス優勝は 平野星矢 BIKE RANCH

2位 森正

3位 筧五郎 イナーメアイランド信濃山形

4位 鈴木亮 Team ARI

幸せそうな平野星矢

5位6位は熾烈なゴール前スプリントでした。5位 高岡亮寛 シナノイナーメ 2XU 6位 村山利男 東京電力 御年50歳ですぞよ。

7位 奥村英哲 MUSTANGSALLYカミハギ ツールド八ヶ岳の勝者も及びませんでした。

8位9位も熾烈でした。8位 田崎友康 F(t)レーシング 9位 藤田晃三 天才的床屋OLD NEW

10位 牛丸尚久 エキップ安曇野

ロードレーサー女子のトップは ワンピースのニュージャージでお目見え 中込由香里 SY-Nak SPECIALIZED

男子女子ともMTBerが勝利しました。

どちらかというとMTBよりな私としては うれしかったです。

ロードレーサー女子2位には 中島織七 スワコレーシングが 入りました。

MTB女子は 田近郁美 GOD HILLが優勝でした。

ということで チャンピオンクラス表彰台

チャンピオンクラス優勝 平野星矢 BIKE RANCH

女子ロードレーサー 表彰台

ロードレーサー 女子 優勝 中込由香里 SY-Nak SPECIALIZED

ということで終了です。激坂 あなたはいかがでしたか?

 ところで閉会式のアナウンスで「道路にチョークで落書きした方は消して帰ってください。このようなことがあると今後開催されなくなるかもしれません。」としつこいぐらいに何度もアナウンスしていました。ヒルクライムをしているものなら一言言いたくなりますよね。「応援のチョークペイントが 落書きかよ」
 朝 登りがけに 道路のチョークペイントを見て「おー やっと日本のヒルクライムレースもここまで来たか」と感激したものです。そう ヒルクライムレースでは 応援のメッセージをすぐ消えるチョークで道路に書いて 好きな選手の応援をするのが当たり前なのです。山形村で行われるヒルクライムレースでは住民総出で 歓迎の意味でこのチョークペイントが書かれます。
 その辺をまるで理解していないツールド美ヶ原。雑誌などのメディアカメラマンも見えず(雑誌記者たちのクレームをいろいろと聞いています)、見捨てられるという違った意味で開催されなくなることを心配しちゃいます。本来なら こんな景観の良いコースなのですから 満員御礼札止め参加者抽選決定でも当たり前なイベントなのです。
 おととしは ゴール付近で先に入った選手が 後から来る仲間の応援をしようとしたらコースに入るなと罵声をあびせかけていました。おいおい選手は仮にもお客さんだろうが その物言いはないだろうと思っていたのですが さすがにそれは今年は改善されました。やればできるんですから 盛り立ててくれるメディアを大事にして 参加者の気持ちを理解して やりましょうよ。乗鞍のようにシーズン中 あれだけのサイクリング客が来るようになれば しぶしぶイベントに借り出されている皆さんも考えが変わると思うのです。
 ついでに一言 美ヶ原に登る道沿いに5mおきに植えられた桜ともみじ。こんなことをしているのはここだけではないのですが 美ヶ原に来られる観光客の方たちは いったい何を求めてこの美ヶ原に来られるのでしょうか。マーケティングができていないんじゃないかと思うのは私だけではないと思うのですが。どこかで もてなす心のピントがずれてきているから衰退してしまっているんじゃないのでしょうか。